貧血 糖尿病

糖尿病と貧血は結びつく!それはなぜ?糖尿病と貧血のメカニズムをみる

糖尿病と貧血はつながりやすい!その理由とメカニズムをみる

糖尿病患者の多くが、貧血を起こします。これはなぜなのでしょうか。
糖尿病診断の基準となるHbA1c値は、血中のヘモグロビンとブドウ糖が結合したもののことをさします。(尚、HbA1c値が6.2パーセント以上が危険水準域。特に6.9パーセント以上の場合は、すぐに病院にいくことが必要)
ヘモグロビンとブドウ糖の結合率が高いと、本来結びつかなければならない鉄分と結合するはずの力が失われてしまいます。そのせいで貧血がおこります。
注意してほしいのは、糖尿病における貧血は、糖尿病自体の重症度とはほとんど因果関係がない、ということです。つまり、糖尿病が重くても貧血を発症しないひともいるし、糖尿病は観察期間中程度であっても貧血が起こるひともいます。

安易に薬に頼ることは危険。必ず医師の指導に従って!

糖尿病によって起こる貧血で、「鉄分が足りないから…」と、しばしば独断で鉄剤を使用しようとするひとがいます。しかしこと糖尿病由来の貧血にとっては、これはあまりに危険です。というのも、場合によっては鉄剤の摂取によって、逆に症状を悪化させることがあるからです。
糖尿病患者の貧血解消方法としては、(血糖値をさげるためでもある)食餌療法による方法を用いるのがもっとも理想的です。カロリーだけでなく、栄養価を考えた食事が大切であるとされるのは、こういう側面もあります。いずれにせよ、すでに糖尿病を患っている場合は、あらゆる場面で独断をさけ、必ず医師に相談することが必要です。